みかん鍋 AS5道の駅サザンセトとうわ
今年は内容を刷新したエイドですが、やはりこれだけは外せません。周防大島の名物となった「みかん鍋」です。
みかんが丸ごと鍋に!? そのインパクトの強さから、秘密のケンミンSHOW極など全国ネットTVでも数多く取り上げられています。しかしながら見た目の奇抜さだけではありません。ご当地鍋の大会では優勝や特別賞に輝いています。
みかんの産地としての周防大島を、もっと知ってもらいたい。そんな思いから新たな名物料理を生み出そうと、今大会の事務局を構える周防大島観光協会、島内の飲食店や料理人が試行錯誤を重ねました。
そして出来上がったのが、瀬戸内の魚介を贅沢に使った海鮮鍋をベースにしたお鍋。周防大島鍋奉行会により4つの定義が定められました。
- 鍋奉行御用達の焼印が押された、みかん鍋専用の小玉みかんを使用すること。
熱々のみかんはそのままかじると火傷するので、少し冷ましてから。皮ごと頬張れば、口の中に爽やかな果汁が溢れ出します。 - 新鮮なイワシやエソのすり身などの地魚に、みかんの果皮を練りこんだつみれを入れること。
それ以外にもにも鯛や海老などの地魚、果汁100%のみかんジュースで作られたみかん白玉など具沢山。 - 青唐辛子とみかん果皮から作られた「みかん胡椒」を使うこと。
九州地方を中心としたゆず胡椒をリスペクトして作られたというみかん胡椒。お出汁に溶いて、味を引き締めています。 - 鍋の〆はふわふわのメレンゲで淡雪みかん雑炊にすること。
残念ながら今回のエイドでは雑炊は出ませんので、ぜひこれを食べに周防大島にいらしてください。
話題だけでなく美味しさも折り紙付き。ゴールの道の駅サザンセトとうわにて、周防大島が誇る名物料理「みかん鍋」をご賞味ください。今年は新たに大島本陣茶屋が調理を担当します。昨年との味の違いも楽しみですね。
完走後の疲れた身体に美味しさが沁みますよ~!